【Aモデル録 フェーズX プログラミング基礎 思考設計編】

03-01:仕様とは何か(要求ではない)

主軸:アプリは製造業

ここは、第3章の中でもかなり重要な分岐点です。
理由は単純で、
多くの人がここで 「仕様」という言葉を誤認したまま作っている から。


まず結論から言います

仕様は「やりたいこと」ではありません。
仕様は「守らなければならない条件」です。

この時点で
「え?」となったら、今日は正解です。


要求・要望・アイデアと、仕様は別物

多くの現場では、こういうものが混ざっています。

これらをまとめて
「仕様」 と呼んでしまっている。

でも、製造業ではこれは あり得ません。


製造業的に分解すると

要求は変わります。
仕様は 固定されます。


仕様とは「壊してはいけない場所」

ここが第3章の核心につながります。

製造業では、

は、最初から 決まっています。

そして同時に、

絶対に壊してはいけない場所

も、明確に定義されます。

それが 仕様 です。


例(アプリ製造に置き換えると)

これらは、

とは 一切関係ない。


なぜ「要求=仕様」だと地獄が始まるのか

要求は感情と一緒に動きます。

要求は、製造中に変わる前提です。

それを仕様にしてしまうと、

結果、

実装中に、どこを直しているのか分からなくなる

これが
「仕様変更地獄」
「作り直しループ」
「モチベーション崩壊」
の正体。


仕様は「判断基準」であって「願望」ではない

製造業での仕様は、

という 冷たい基準です。

感情は入りません。

仕様は、作る人を守るための柵

でもある。


この回で入れてほしい癖

コードを書く前に、こう考えられるか。

この問いが出てくるようになったら、
第3章を進む準備は整っています。


次は、

仕様が揺れたとき、
なぜ全工程が不安定になるのか。

この章で扱う
「固定すべきもの」と「可変でいいもの」
その入口に入ります。


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