【Aモデル録 フェーズX プログラミング基礎 思考設計編】

03-03:なぜ仕様は固定されるのか

主軸:アプリは製造業


まず、今日の結論を先に置きます。

仕様は「正しいから」固定されるのではありません。
工程を成立させるために、固定されます。

ここ、かなり大事です。


仕様が「固定」される本当の理由

多くの人は、こう考えがちです。

でも製造業視点では、こう見えます。

「それは“改善”ではなく、
別の製品を作り始めている」

仕様とは、

を決めた設計上の確定事項です。

仕様が途中で変わると、
工程は、不安定になるどころか、
作業を進めるための前提事項を失います。


固定されるのは「内容」ではなく「基準点」

ここ、誤解されやすいところ。

仕様を固定するというのは、

という意味ではありません。

固定するのは、

「今、この製品を作るときの基準点」 です。

この区切りがあるから、

工程が「線」になる。


仕様が揺れると、なぜ不安になるのか(人間側の話)

3-2でやった内容を、もう一段深く見ます。

仕様が固定されていない状態では、
作っている人の頭の中で、常にこれが起きます。

つまり、

判断の基準が「仕様」ではなく「感情」になる。

だから、

これは意志の弱さでも、経験不足でもありません。

工程の前提が欠けているだけです。


なぜ「固定」がメンタルを救うのか

仕様が固定されると、思考はこう変わります。

判断が「自分」から「仕様」に移る。

これが、

理由です。


この回で入れてほしい癖

コーディングや設計中に、
こんな気持ちが出てきたら、問いを立ててください。

これは
「仕様を直したい」のか
「実装がしんどい」のか?

もし後者なら、
仕様を触る理由はありません。


次は、

「じゃあ、可変でいいのはどこなのか」

固定すべき場所と、
安心して壊していい場所を切り分けます。

ここが分かると、
実装が一気に怖くなくなります。


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