【Aモデル録 フェーズX プログラミング基礎 思考設計編】
主軸:アプリは製造業
この回は、技術の話ではありません。
判断の話です。
しかも、
書けるようになった人ほど
頑張って実装した人ほど
一番やりにくくなる判断。
仕様を守るためなら、
実装は捨ててよい。
逆ではありません。
理由は、とても人間的。
時間をかけた
考え抜いた
うまく動いている
愛着がある
👉 「もったいない」
でもこれは、
工程の言葉ではなく、感情の言葉です。
設計図と違う部品ができたとき、
「苦労したから使おう」
「ちょっと削れば入る」
「現場判断でOKでしょ」
—— こうはなりません。
廃棄。
理由は単純。
それを使うと
次の工程が壊れるから
よくある場面。
実装してみたら
仕様通りに書くと複雑になる
今、思い付いた実装の方が「きれい」に見える
ここで出てくる誘惑。
「仕様、ちょっと変えない?」
工程で言うと、こう。
実装工程で
設計工程を
逆に支配しようとしている
完全な工程逆流です。
仕様を見る
実装を見る
合っているかを確認する
合っている → 採用
合っていない → 捨てる
どんなに美しくても、
どんなに動いていても。
ここ、重要。
それは、
仕様理解を深めるための試作
製造業でいう
試作・検証工程です。
捨てられなかった実装
仕様をねじ曲げて生き残ったコード
これは後で、
理由が説明できない
触るのが怖い
誰も直せない
負債になります。
実装に違和感を覚えたら、こう言う。
「これは失敗じゃない。
仕様を守るための判断だ」
そして、
ためらわずに捨てる。
この判断ができるようになったら、
もう「初学者」ではありません。
次は、
「じゃあ、仕様そのものは
いつ・どうやって変えるのか」
その正しい工程を扱います。