【Aモデル録 フェーズX プログラミング基礎 思考設計編】
アプリ開発で多くの人が感じる恐怖。
それは、
「壊れるかもしれない」
という不安です。
触ったら別の場所が壊れるかもしれない
前の判断を消してしまうかもしれない
もう元に戻せないかもしれない
これは能力や技術力の問題ではありません。
構造的な恐怖です。
記録がないことによる不安からくるもの。
製造業では、
不良が出れば原因を追う
工程を止める
設計の確認に戻る
再度製造する
この「戻る」という行為が普通に行われます。
なぜか。
記録があるからです。
どの材料を使ったか
どの工程を通ったか
どこで異常が出たか
これが残っている。
だから、やり直せる。
ログとは単なるデバッグ出力ではありません。
何が起きたかを客観的に残す製造記録
です。
いつ
どの入力で
どの処理が走り
どんな結果になったか
これが残っていれば、
壊れても、追える。
追えるということは、
戻れるということです。
ログがあると、こうなります。
壊れても追える
再現できる
判断に再会できる
設計の確認に戻れる
つまり、
作り直しが「破壊」ではなく「工程」になる。
これは大きな違いです。
アプリを製造業として扱うなら、
変更は発生する
不具合も発生する
作り直しも発生する
それは異常ではありません。
異常なのは、
追えないこと。
ログがある構造は、
作り直しを怖れない構造です。
ログとは、
再設計を可能にするための記録
です。
そして、
記録があるから、判断に再会できる。
だから、
ログがあると、作り直しは怖くなくなる。