【Aモデル録 フェーズ1 C#基礎】
クラスとは、「分類するための“枠(部屋・空間・仕切り)”」です。
👉 何を持っているか
👉 何ができるか
👉 どんな立場の存在か
役割ごとに責任を分離し、それを1か所にまとめたものがクラス。
| 種類 | 宣言書式 | 例 | 命名規則 | 覚え方 | 役割 |
|---|---|---|---|---|---|
| クラス | public class 名前 { } | public class Name { } | PascalCase | 枠名は大文字から | 分類された枠 |
class Program
{
static void Main()
{
Console.WriteLine("Hello, C#");
}
}
ここで、すでに クラスは登場していました。
class Program
👉 これが クラス
つまり、今まで「クラスを使っていない」のではなく、
「1つのクラスの中だけで全部やっていた」
という状態。
class Program
{
static void Main()
{
Console.WriteLine("Hello, C#");
}
}
class SeizoBu
{
//ここに変数やメソッドなどを書く
int seisansu;
public void Operator() { }
}
これで、
Mainに一蓮托生
という状態を解消し、役割分担ができるようになります。
クラスの中には:
変数を置ける
メソッドを置ける
役割を持たせられる
「コードを整理するための枠」 です。
身近なものでは、部屋・会社の部署がある部屋・所属先・区画・小箱をまとめる大箱・フォルダ といったもの。
Aモデルでは、それを主に「枠」と表現していきます。
class(枠) の中に
├ 変数(持ち物)
└ メソッド(仕事・作業)
仕事はその部屋の中で行う
データもその部屋で扱う
他の部屋同士で、勝手に触らない・触らせない
👉 「餅は餅屋」
👉 製造の仕事は、製造部の枠にまかせる
class 製造部
├ 変数 生産数;
└ メソッド 担当者の製造工程()
「部署の部屋がなければ、担当する仕事や資料も、存在できない」
これは、スコープ(有効範囲)の回で、解説したとおり。
もしクラス(部屋)がなかったら:
変数(資料)が、会社中に散らばって探すのが大変
メソッド(社員)が、好き勝手な場所で仕事する
誰がどの仕事をしているか、分からなくなる
👉 秩序が崩壊
だからC#は、
「すべては、クラスを分けて、その中に書け」
という設計。
class Program
{
static void Main() { }
}
Mainは「社長」
社長は「社長室にいる」
👉 Mainは、「特別室」というクラス
なので:
「Mainは、特別ルール持ち」 という、他のクラスとは大きな違いがある。
クラスは、一般的に「設計図」と呼ばれることが多いです。
たまには、みなさんと同じ比喩の名前で覚えることも必要。
実際の役割は:
役割を決める
仕事を配置する
データの置き場を用意する
クラスは、今の解説の段階では、“まだ何も機能していない”存在です。
実際に動き出すのは、
👉 次の解説の主役、「インスタンス」
この段階では:
「クラスは、役割と中身をまとめる”枠”」
「変数とメソッドなどは、必ずクラスに所属する」
これを、しっかり理解しておきましょう。