【Aモデル録 フェーズ1 C#基礎】
👉 インスタンスとは、「実体」です。
プログラムでは、実体という概念を使い、実体を生成して稼働させます。
「インスタンス」の英語を辞書で調べても
例、実例、事例、実証、場合、事実、段階
・・・なんのことだか、よくわかりません。
精神論ではありません。
私たちが存在する世界では、
「見る・触れる・聞く・受け渡す」などの手段を使って、いろんなことを行います。
この、
これが、「インスタンス = 実体」。
「この世に存在するものすべて」の共通点です。
重ねて言いますが、
プログラムでも、その実体という概念を使われています。
クラス:役割の枠
インスタンス:その枠を、実際に存在させたもの
前回の「クラス」の解説で出てきた、これ。
class SeizoBu
{
int seisansu;
public void Operator() { }
}
これは何かというと、
👉 「製造部という枠(部署)の設立・仕事の定義」 を、資料にした状態
製造部には生産数というデータがある
作業者を配置して、仕事をさせる
……と決めただけ。
⚠️ まだ、
働いている人はいない
実際の生産作業も存在しない
ここでやるのが、インスタンス生成。
SeizoBu seizoGenba = new SeizoBu();
会社イメージで訳すと:
製造部を、現場に立ち上げて = 稼働する「実体」を作る
これで 「実体」が準備できます。
どれでもない。
👉今の段階では、枠(部署)そのものの“現場” です。
人(社員)
備品
資料
それらを 全部まとめて抱え込むことができる存在。
製造部(クラス)
↓ 実体化
製造部インスタンス
├ 生産数表(フィールド)
├ 製造工程のマニュアル()(メソッド)
└ 作業者たち(中身)
⚠️今はまだ、 Main で作る
class Program
{
static void Main()
{
SeizoBu seizoGenba = new SeizoBu();
}
}
理由は単純。
Main = 会社の「起動係」
会社が動き出すときに
「どの部署を立ち上げるか」を決める場所
これを理解するため、まだ今の段階では、Mainで作ります。
学習が進んでいくと、 Main は司令塔っぽくなっていきます。
| 項目 | クラス | インスタンス |
|---|---|---|
| 正体 | 枠の定義 | 実際に稼働する枠 |
| 動く? | ❌ 動かない | ✅ 動く |
| データ | 適用場所の定義 | 実データを持つ |
| 数 | 独立して形成 | 何個でも作れる |
SeizoBu seizoBu1 = new SeizoBu();
SeizoBu seizoBu2 = new SeizoBu();
これは:
製造部1
製造部2
👉 同じ枠の形態から、別枠を複数立ち上げた状態
クラスは「考えた内容」
インスタンスは「動いている現実」
ここが分かれる瞬間から、
「プログラムが生き物」になり始めます。
理由は、この先に学習していく、
フィールド(中身の詳細)
コンストラクタ(稼働時の初期処理)
参照(枠同士の関係)
👉 全部、インスタンスが分かってからじゃないと崩壊します
確実に、一歩ずつ前進しましょう。
クラス:名前を決めた枠
インスタンス:実際に稼働する枠
new:枠を実際に立ち上げる合図
今は Main が立ち上げ役