【Aモデル録 フェーズ1 C#基礎】

07-04:メンバー と static

~ class の中にある「中身」の正体 ~

一言で言うと

👉 メンバーとは、「class の中に定義されている要素の総称」です。

要素、というのは:

など。

「何ができるクラスか」「何を持てるクラスか」
を決めている中身全部を、まとめて メンバー と呼びます。


なぜ「メンバー」という言葉が必要なのか

ここが重要です。

class の中には、

でも、これを毎回

「クラスの中に書いてある変数やメソッド」

と全部言うのは、長い。

そこで C# は、

「クラスの中身」をまとめて呼ぶ言葉

を用意しました。

それが メンバー。

👉 技術的な新要素ではなく、整理用の言葉です。


メンバーは「生まれ方」で2種類に分かれる

class のメンバーは、
生まれ方が2種類あります。


① インスタンスメンバー

👉 オブジェクトが生まれて、初めて使えるメンバー

class Dog
{
    public void Bark() { }
}
Dog d = new Dog();
d.Bark();

👉 オブジェクトごとに存在する

これが、
インスタンスメンバー。


② static メンバー

👉 オブジェクトが無くても使えるメンバー

class Dog
{
    public static void Explain() { }
}
Dog.Explain();

👉 クラスそのものに属している

これが、
static メンバー。


メンバーは「所属先」が違う

「同じ class の中にあるのに、
なんで扱いが違うの?」

👉 その違和感は正解です。

理由はこれ。

種類 所属しているもの
インスタンスメンバー オブジェクト
static メンバー クラス

👉 役割で分けられている


プログラム開始時を思い出す

「オブジェクト」の解説回で出てきた、あの事実。

プログラム開始時、オブジェクトはまだ存在しない

なのに、

Main()

は呼ばれる。

👉 だから Main は static。

これは、

ではありません。

👉 メンバーの所属ルールに従った、必然的な設計。


よくある誤解

❌ static = 便利な裏技
❌ インスタンス = 普通

→ 違う

どちらも、


理解まとめ


最後に

この回は、

static を正しく普通にする回

です。

ここを通ると、


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